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E-string on sunset street

その夜、僕は一人でステージ脇のテーブルに座っていた。




今日のランチはおまえと二人だな。
Markが僕のオフィスに来て言った。

そうなんだよね、RonもWIFEとランチだって、
What a dissapoing man, he is...

と二人で笑った。

Fridayはいつも連れ立ってランチに行く。
そして、それは大抵の場合Japanese Restaurantだ。


今日は、、どこにしようか。。

MarkのTrans-amに乗り込むと、、彼が言った。
じゃあ、 E-string にしよう。。

たまには、American Foodもいいじゃないか。
そこはMarkのミュージシャン仲間の店で。。。彼は、
以前から音楽好きな僕をそこへ連れて行きたがっていた。



E-string.

最近OPENしたこのBAR,Restaurantは
ミュージシャンが入り浸るには最高の店だ。
エントランスを入るとGuitarショップがあり、
ビンテージからBrandnewまで美しいギター達が並んでいる。

BARの椅子の背には Fender の文字が刻まれ、
カウンター向かいのブースは Snake skin 張りだ。
それも、Hard Rocker にはたまらない White&Black

Restaurantの壁にはビンテージのストラトキャスター
そして、もちろん、レスポールがガラス越しに
掛けられている。

That is from 60s,because she has three colors on her back..

すぐそばに見えるFenderのストラトキャスターを見ながら
Markは言った。そして、ここには値がつかないくらいのビンテージがあると。。

僕は、彼の言葉に耳を傾けながら、、

そうか、、Guitarの代名詞は、、She、、なんだ。。。
なんてことを考えていた。





Dangerous CurvesというGirls Bandは
10pm スタートのはずだった
でも、E-stringの奥にある小さなステージから
セッティングの音が鳴り出したのは

僕が、カジノを後にして、、、20ドル札一枚をポケットに入れながら
Fenderの椅子に 座って FAT TIREをオーダーして
随分と経ってから、、、

そう、11時近くになっていた。

ステージからの音に気づいた僕は
BEERグラスを片手にBARカウンターから離れて
ステージ脇のテーブルに腰を下ろした。

テーブルトップには
アーティストの写真や、Guitar Pick、
そして、楽譜がクリアコートに包まれて
薄暗い照明に照らされていた。

そしてそこには
CLAPTON の LAYRA 

僕は頭の中でCLAPTONを思い浮かべながら
音符を追ってみた。


そして、Dangerous Curves,,彼女たちの演奏が始まった。


AC/DC、、、Guns、、、

Hard RockなGirls は
とても、、、SEXYだ、

Guitarの彼女は サーモンPINKのストラトを抱えて
長く、力強い指で リフを奏でる。。


She has three colors..

昼間のMarkの言葉がふと脳裏を過ぎった。。。

Guitarは 女性ギタリストに抱えられても、、
やはり、、She、、なのか。。



程よく 酔いが回り、、
そして、、夜は深けていった。

僕は相変わらず 一人で ジョッキを傾け、
時折、タイトなニットが似合う
ウェイトレスに微笑みを送ったりしていた。。



Rock in America,,

こんな気分は、、
悪くない。

そして、このLas Vegasには
無数の 星 たちがいる。

僕は、、ここが、、好きかもしれない。。。

E-String Grill&Poker Bar
2031 W.Sunset Rd
Henderson, NV89014
(702)437-8764
www.estringvegas.com
by lasvegasmasa | 2006-02-19 03:10 | 夜の街
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