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モナコ

ニースからEZEを経て、モナコにはクルマでやって来た。
2000年の2月のことだったと思う。
目指していたのは THE CASINO
モナコGPであまりにも有名なカジノコーナーは
このカジノの東に面している。

EUROPEのあちこちから
王族、貴族たちがこのカジノに集まってくる。
ベルギーナンバーの赤い跳ね馬が無造作に駐車していたり。

カジノへは10F(だった?)払えば誰でも入ることが出来た。
もちろんドレスコードには気をつける必要がある。
欧州のカジノには多くの場合ドレスコードがあるが、
アメリカには、、、もちろんない。
歴史の厚みの違いだろう。

ホールでは皆静かにカードを楽しんでいた。
もちろん、レートは高い。
でも、彼らはみな庶民に違いない。
だって、貴族達はみな特別室でゲームするのだから。

壁際のベンチにすわり上を見上げてみた。
天井にはそれは美しい天使達が描かれていた。

ここは普通ではない。。。
貴族たちが宴をしていたところ。
僕は、、、、ここに似合う人じゃないな。
なぜか、そんな気持ちがこみ上げてきた。
あんなに憧れていたのに。

モナコGPの季節には
いつもあの時の気持ちを思い出す。

そう思うと
アメリカのカジノの敷居は高くない。
by lasvegasmasa | 2004-06-25 14:57 | カジノ
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