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Sound in LV

3年前のことですがラスベガスでの音楽に関することを書きました。
偶々発掘したのでご紹介します。(実は社内向け報告書の一部だったりして)

今回ラスベガスでの滞在は10日間という比較的長いものであり、その間に3日の休日を経験したためオフィス以外での時間を持つことができました。その中で特に印象的であったことは車中で聴くラジオやバーでかかっている音楽でした。
俗に言うヒットチャートは今や全世界共通のもであり、日本にいて聞く【洋楽ヒットチャート】はそのまま欧米で1日中流れているといった具合です。実際ラジオを聞いているだけなら自分がLVにいるという気分になることはない!といっても過言ではありません。最新の流行音楽分野では、まさに世界はボーダーレスになっていると言えると思います。
私が印象的だったのは実はそこではなく、最新チャートの合間にかかる曲の数々でした。偶々自分のチューニングしたところがそうなのかということはあるかもしれませんが、HOTEL CALIFORNIAの流れる頻度が非常に高いのです。自分が好きだから気付くということもあるかもしれませんが70年後半~80年代のヒット曲が良くかかるように思えました。(HOTEL CALIFORNIAは確か77年?)
そしてJourneyの曲... スティーブペリーもLVでは現役なのかと思えるほど良くかかっていました。ローカルのバーでJourneyのAnyway you want itがかかりバーのお姉さんが口ずさみながら踊って?いるのをみると「あーこの人たちとはうまくやっていけそうだ。。。」などと感じてしまいました。
 ハードウエア担当のジャックというオジさんがいます。Tさんも私も彼には随分仲良くしてもらっているのですが、今回彼の行きつけのバーに連れていってもらいました。アメリカ人は年齢を公にしないので内緒ですが、彼は本社で言えば本部長と同じくらいの頃合いです。20年通っているというFrankiesというバーは常連は皆ジャックくらいあるいは上の世代で、私が話しをしたオジさんは朝鮮戦争で日本へ行ったぞ!なんてことを笑顔で教えてくれるようなオジさん達でした。
そこにあるジュークボックスで2曲25¢、私はやはりHOTEL CALIFORNIAをセレクトしました。もう一曲は忘れてしまいましたが、次にジャックが自分のお気に入りの曲を選んでくれました。1曲はあまり馴染みのないカントリーでしたが、もう一曲はプリンスの「パープルレイン」でした。自分が若い時に良く聴いた曲(今でも若いけど)をお気に入りの曲として20才くらい離れた人が紹介してくれるのは、すごく不思議な距離の短さを感じました。
人の持つ音楽の歴史はそれぞれちがうものですから自分の尺度をそのまま世間に適用しようとは思いませんが、同じ音楽が好きというフィーリングを味わえるということは自分はLVの人達のテイストを理解できるという自信がついたように感じました。
もちろん食べ物の趣味はまったく違いますが......
2001年7月

今にして思えば、80’s中心の曲をかけるステーションへチューニングしていたのかもしれません。でも、今も変わらずラジオからは80’sが流れています。最近良く流れるのはCHCAGOの”素直になれなくて”かなあ。。
by lasvegasmasa | 2004-06-23 15:14 | 生活
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